◆「うりずん」の季節、海開き◆
「うりずん」
冬が終わり大地に潤いが増してくる4月のことを沖縄ではそう呼びます。
平均気温も20度を超えて、いよいよ夏が待ち遠しい!
そんな風に感じる季節です。
一年を通して海を楽しむことができるのは、沖縄の魅力の一つ。
ザトウクジラを見るホエールウォッチングツアーもおすすめですし、ダイビングではウミウシがたくさん見られるなど、冬には冬の楽しみ方があるんです。
ただし、ビーチハウスがオープンしたり、ライフガードさんが常駐し始めるのは「海開き」の後が多いので、実際に海水浴がスタートするのはこのシーズンから。
沖縄の「海開き」は毎年3月後半の春分の日の前後にスタートします。
本島で一番早い「海開き」は、沖縄を代表するリゾート地・恩納村。
今年は3月3週目に行われました。
沖縄の海水浴シーズンは10月下旬まで続きます。
「海開き」は、その長い長いシーズンの間の安全を祈願するものですが、イベントを行うビーチも多いので、毎年たくさんの県民や観光客が訪れ、盛り上がります。
フラダンスショーやエイサーの演舞だけでなく、お子様にも楽しんでもらえるように宝探しゲーム、マリンスポーツの体験が無料でできるなど、調べてみるとお得なイベントも盛りだくさん!
県内の新聞やテレビのニュースでも大きく取り上げられるなど、この時期の一大イベントです。
「海開き」は、県内各地のビーチで4月いっぱいを目安に次々と行われます。
行きたいビーチがある方もなんとなく行ってみようかなと思った方も、要チェックです!
◆今週末の海開きイベント◆
【参考サイト:http://www.tabinchu.net/news/0802/】
◆沖縄の芸術文化活動のシンボル「第67回沖展」◆
沖縄タイムス社が主催する、県内最大の総合美術展「沖展」。
毎年「沖展」では、絵画、版画、彫刻、デザイン、書道、写真、工芸の7部門11ジャンルに応募された作品の中から準会員賞、沖展賞、奨励賞などが選ばれています。今年も、全部で850点を超える応募作品の中からそれぞれの部門で入選作品が選ばれました。
沖縄で芸術文化活動を行っている方々の、目標の一つになっているこの展覧会。
「沖縄の最先端」を体感できるかもしれません。
◆基本情報◆
期日:2015年3月21日(土)〜4月5日(日)
時間:午前10時〜午後6時
場所:浦添市民体育館
HP:http://press.okinawatimes.co.jp/cad/2015/03/19/okiten67th/
地図:
◆魔よけ界の人気者・「シーサーの日」を壷屋で◆
4月3日は「シーサーの日」。
その日にちなんで、壷屋では、地域をあげてシーサーにまつわる式典や展示会や特売会などが催されます。名付けて「第14回壺屋でシーサーの日」。
当日はオープニング式典や「壺屋シーサーめぐり」、「壺屋まーい」イベントのほか、「やちむんシーサー作り体験教室」なども行われます。
普段は拝観料のかかる「壺屋焼物博物館」も、この日は無料でご覧頂けます。
新学期・新年度の始まる4月。
魔除け界の人気者のシーサーにふれて、縁起の良いスタートを!
◆基本情報◆
期日:2015年4月3日(金)
時間:午前11時
場所:壺屋焼物博物館
HP:http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/tsuboya/index.html
地図: