沖縄でも広まる!?交通系ICカード
2014年の10月。
沖縄都市モノレールで使えるICカード「OKICA」がリリースされました。
2015年1月の新聞記事では、2ヶ月で発行枚数が2万6753枚になったとの発表があり、予想以上に好調な出だしを切っているようです。
全国各地にたくさんある交通系ICカード
最近よく耳にするICカードという単語。
その中でも交通機関を中心に使用することができる交通系ICカードは、関東圏だと「Suica」や「PASMO」、関西圏は「ICOCA」や「PiTaPa」、名古屋の「manaca」や北海道の「Kitaca」など日本全国各地にぞれぞれ存在しています。
意外と知られていない「SUGOCA」
沖縄県で使える交通系ICカードはOKICAだけではないんです。
その名も「SUGOCA」。
名前から察するに、沖縄県の方言ではない気もします。
発音してみると「スゴカ〜〜!」。
おや。どちらかというと九州の方言のような…
「SUGOCA」の正体は…
そうなんです。
実は「SUGOCA」はJR九州のICカード。
そのウェブサイトを覗いてみるとこう書いてありました。
「お買い物でも、出張・旅行先の移動でも使えるICカード。」
とても興味深いことに、沖縄県内で「SUGOCA」を使用できるのはイオン琉球の全店舗やローソン全店舗、那覇空港やレンタカーショップなどの一部の店舗でお買い物をする時で、沖縄都市モノレールでは使用できません。
「SUGOCA」の魅力
では「SUGOCA」って…と一瞬考えてしまいますが、さらにおもしろいことに、「SUGOCA」には沖縄限定バージョンがあります。
沖縄伝統の紅型模様に、イメージキャラクター「カエルくん」「時計くん」と「シーサーくん」が仲良く入っているオリジナルデザインなのです。
しかもこの沖縄バージョンは、JR九州沖縄支店をはじめとする沖縄県内の一部の店舗のみでの扱いになっています。
ここでしか買えない「限定もの」と言われると、とても気になってしまう…
のはきっと私だけでないはず!
【参考サイト:http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/okinawa/index.html 】
◆まとめ◆
沖縄初の交通系ICカード「OKICA」は、「Suica」などの交通系ICカードとの互換性はなく独自の規格になっています。なんでも、「Suica」などに加盟すると多額の加入料が必要となり、費用対効果が釣り合わないのだそうです。
「OKICA」は、2015年4月より沖縄県内のバスでも使用できるようになります。
さらに沖縄都市モノレールは2019年春を目標に路線の延長が決まるなど、今後も目が離せません。
「OKICA」が日本全国どこでも使えたら楽なのに!
「OKICA」と「SUGOCA」が互換してくれたらいいのに!
そのためには、私たちが『ゆいレール』をもっと使っていく必要がありそうです。