沖縄のこだわりの飲食店を、リレー方式で繋ぎながら紹介していく「BAR HOPPING」。
前回は那覇市若狭の「鮨 いすけ」さんにて、こだわりの厳選素材を贅沢に楽しんできました。
▼ハブログ
沖縄酒屋めぐり4軒目、「鮨 いすけ」でこだわりの厳選素材を贅沢に楽しむ
http://huvrid.co.jp/blog/okinawabar04/
今回、「鮨 いすけ」の大将・井戸向さんから紹介いただいたのは、那覇市牧志にお店を構える「トラットリア アピアチェーレ」さん。JALシティホテル(@国際通り)の裏のパラダイス通りで、黄色いテントがひと際目を引くお店です。
実は私、紹介いただく前からずっと気になっていたお店! これも何かのご縁に違いない、と新しい出逢いに感謝しながら出かけて来ましたよ♪
では、ハブログBAR HOPPING5軒目スタートです。
トラットリア アピアチェーレ:おすすめ料理と飲み物
パラダイス通りに面したお店は、明るい日差しが差し込みます。
テーブル席を用意いただいてたのですが、無理を言ってカウンター席に座り、まずは、料理にあわせてスパークリングのロゼワインをいただきました。
オーナーシェフ・嘉数さん自ら揃えたワインは、スパークリング、赤、白と様々な種類が並びます。
ワインの他にも、ビール、ウイスキーなどひと通り揃う中、次はイタリア産のジン!
キンキンに冷えたジンをソーダ割りでいただけるなんて最高です。
こちら「トラットリア アピアチェーレ」さんは、クラシカルなスタイルのイタリア料理屋さんです。
嘉数さんセレクトで、おすすめの料理を紹介していただきました。
・生ハムと季節のフルーツ盛り合わせ
・子羊のラグーソースとジェノバペーストのラザニア
・ジャンボマッシュルームのオーブン焼き
・タコのトマト煮込み
ジャンボマッシュルームのオーブン焼きでは、マッシュルームのカサの中に旨味エキスが注がれていたり、ラザニアの中にはジェノベーゼが挟んであったりと、クラシカルな中にもこだわりの工程が織り込まれています。
6月半ばのこの日は、春の終わりから初夏をイメージした料理を用意していただいたようです。
トラットリア アピアチェーレ:オーナーシェフ・嘉数正克さん
高校時代から飲食のアルバイトをしていた嘉数さん。飲食業界で働くことがみんなの憧れだった当時、嘉数さんも将来はこの業界で、と心に決めていたのだそうです。
5年前に沖縄へ帰って来るまで、東京・青山のレストランなどで料理を学びます。
東京にそのまま残ることも考えましたが、「いずれは沖縄でお店を」という思いを叶えようと沖縄へ。昔から住み慣れたこの那覇市牧志に、自分のお店を構えることになりました。
お店の名前「アピアチェーレ」は、イタリア語で「気ままに」の意味があります。
四季折々の旬の食材を使うことを大切にし、さらに、納得のいくものを市場で仕入れます。
そのため、手書きのメニューは3日に1回、多い時は毎日書きかえるんだそう。こだわりの食材を使い、その時その時のアドリブで季節感のある料理を届けたい。店名には、そんな意味が込められています。
「自分はやっぱり、冬から春先にかけての食材が楽しいかな。」
食材や料理のことを話すときに見せてくれた笑顔から、料理への熱い想いを感じました。
「飲食業は人と出会える仕事。普段は会う機会がないような方とも、この仕事をしているから知り合えたりする。それがこの仕事の魅力なんだ。」と言います。
初めてのお客様と知り合い、お客様が「楽しかったよ、ありがとう」と言ってくれたとき。そして、次回の予約をいただけたときにうれしくなるのだそうです。
まさに、「隠れ家」の雰囲気を持っている「トラットリア アピアチェーレ」。
嘉数さんのそのお客様との距離感が、お店の居心地の良さを作っているんだなと感じました。
まとめ:「トラットリア アピアチェーレ」に行って来ました
那覇市牧志にある「トラットリア アピアチェーレ」さんにお邪魔して来ました。
人通りの多い裏道に面していながら、隠れ家に来たような雰囲気の空間で、旬の食材を使ったクラシカルなイタリアンが愉しめます。
グラスワインを片手にちょっと一杯、というよりは、シェフのおすすめとワインを思い切りいただきたい! そんなしっかりディナーの時に訪れたいお店です。
基本的に嘉数さんお一人でされているので、来店の際は事前に予約することをおすすめします。
さて、次回はどんな出逢いが待っているのでしょうか?
第6軒目もお楽しみに♪
店舗情報
店名:トラットリア アピアチェーレ
住所:沖縄県那覇市牧志1-3-17
営業時間:18:00〜23:00
定休日:火曜日
喫煙・禁煙:禁煙
駐車場:無