沖縄飲食店めぐり1軒目、「地料理・旬菜 土香る」で沖縄素材の料理に舌鼓!


飲食店の数が全国でも上位だと言われる沖縄県。
地元の人の間でもよく話題になるのが「沖縄で気になる飲み屋さん」の情報です。
たくさんの人が知りたいと思っている情報なら、ハブログで特集を組もうじゃないかということで。
取材させていただいた飲食店の方に次のお店を紹介していただく“リレー方式”で沖縄の飲食店をめぐり、美味しいと評判のお店、メンバーがアツいと評判のお店など、気になるお店を定期的に紹介して参ります!

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記念すべき1軒目は、那覇の繁華街・国際通りにある「地料理・旬菜 土香る」さん。
沖縄素材を使った料理の数々に舌鼓です♪

地料理・旬菜 土香る:おすすめ料理と飲み物

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ヤチムンが飾られた和テイストの店内で。
カウンターに座り「お店のおすすめ」3品をオーダーしました。
肉、魚のどちらも評判のお店ですが、何よりもこだわっているのが野菜料理。

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・カリフラワーと生湯葉のゆず味噌和え
・島人参と葉にんにくと塩豚のチャンプルー
・どぅる天
店主・村岡さんが、腕によりをかけて作ってくれました。

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カウンターでは、料理長の土井さんが泡盛をすすめてくれます。
・泡盛の良さがぎゅぎゅっと詰まった「萬座(まんざ)」
・数々の賞を受賞している泡盛「神泉(しんせん)」
土香るさんのすごいところは、どの方に聞いても料理やお酒について、同じような説明をしていただける点。
定期的にメンバーで勉強会などもしているようです。

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地料理・旬菜 土香る:店主 村岡省吾さん

香川出身の村岡さんが、沖縄料理と出会ったのは21歳の時でした。
アルバイトとして働き始めた沖縄料理居酒屋で、料理の楽しさと沖縄料理の奥深さにのめり込み、28歳で沖縄へ来た後も様々な飲食店で修行を積まれます。
しかし一方で、その頃の国際通り界隈の飲食店には、ある思いも持っていたそう。
「観光客の方々から地元の人にまで、納得してもらえる美味しい料理を出したい」
そこで、自分でお店を出すことになったとき、ここ国際通りを選んだのでした。

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料理を彩る「器」にもこだわっています。
作家さんが心を込めて作った1点もののヤチムンや琉球漆器などを惜しげもなく普段使いにしていて、本当に贅沢。
お店に余裕ができたとき、自ら工房や陶器市に出かけて購入しているのだそうで、そこには熱い想いが込められていました。
「本当に良いモノを残したい、本当に良いモノづくりをしている方々を応援したい」
それは、一緒に働くメンバーへの思いにも同じようなものを感じます。
「本当に良いモノを知っている若者を育てたい」

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お店の名前「土香る」は、村岡さんが若いときに読んで感銘を受けた、水上勉さんの著書『土を喰う日々』から来ています。
現在私たちが口にしている野菜は、本来の野菜の味ではないと言われることが多いですね。
しかし、沖縄の野菜はミネラルが抜群で、その野菜の旬の時期にはびっくりするほど美味しいものに出会えることもあるのだそう。
そういう沖縄の野菜作りのあり方や、沖縄独特の野菜の美味しさにも魅力を感じ、それを伝えたいという村岡さんの思いや、土から恵まれるものを大切にする生き方が込められています。

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まとめ:「地料理・旬菜 土香る」に行って来ました

国際通りにある「地料理・旬菜 土香る」。
野菜の美味しさを最大限に引き出した、妥協のない和食を味わいたいときにオススメのお店です。
泡盛も日本酒も焼酎も、和食にあうお酒は何でも揃うので、どんな年齢層の方でも喜んでもらえそう。
お店に来たら、村岡さんや店員さんとのおしゃべりも楽しんでください。

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あ、村岡さん!
村岡さんがオススメする飲み屋さんを教えてください!

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「んーー、あそこもいいしあっちのお店もいいんだけど…」
どこをオススメいただいたかは、次回の「BAR HOPPING」記事にて紹介します♪

◆店舗情報◆

店名:地料理・旬菜 土香る
住所:沖縄県那覇市松尾2-6-24-B階
営業時間:17:00〜翌2:00
定休日:水曜日
喫煙・禁煙:分煙 ※ご相談により分煙可能
駐車場:無
地図


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kudaka
沖縄と人と泡盛を愛する、 ハブリッドの自由人担当のクダカです。