ハブリッド、1月11日から4期目を迎えました。

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どうも。ハブリッド赤嶺です。

ひさしぶりにブログを書いてみます。しかも割と真面目に。タイトルのとおりハブリッドは1月11日から4年目に入りました。あっという間でもあり、長くて密度の濃い3年間でもありました。素敵なクライアントさんと出来る社内のメンバーみなさんのおかげです。
せっかくの機会なので会社と自身の振り返りと、4期目を迎えて思う事を綴ります。

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1:始める事より続けることの難しさ

2011年10月頃に、会社を始めると決めてから実際に動いたのは2ヶ月程度。オフィスを決め、家具をそろえ、メンバー探しの面接の日々。細かな書類関係は司法書士さんに任せました。初めての事が多かったけれども意外とスムーズに設立できました。そう、会社を始めることは、なんとかなるんです。

ただ、始めてみると営業に始まり、デスクワーク・経理・コネクション作りの飲み・採用・組織形成・人事・金・事業計画など様々な事が肩にのしかかってきます。日中は営業で電話と外回り。戻ればディレクション業務とメンバーの進捗管理。客先で誘われて松山飲み。終電が無いから3時4時まで。翌朝起きて出社。の繰り返しでしたね。なのでやったことない作業は後回しになりがち。ほんと経理関係と役所関係はよくわかっていなかった。ひとつの事につまずくと他も影響して後手後手にいつもなっていました。

そんな中、利益を生まなければいけないわけで、会社存続率とあるように設立5年で約85%の企業が廃業・倒産し、設立10年以上存続出来る企業は6.3%。とかいろいろ説はありますが、すごく分かる気がします。全然採算合ってなかったもんな。

▼ちなみに設立時のオフィス
http://huvrid.co.jp/blog/huvrid/

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2:何を大切に経営理念・組織設計をしていくか

ハブリッドの企業理念は
“作るのではなく創ること”
「創ること」= 想いを形にする、意味を与える、人を楽しませることと定義しています。

また行動規範もあってそれぞれの頭文字をとって「CIRCUS(サーカス)」とよんでます。
Challenge 挑戦  Integrity 正直  Respect 敬愛  
Change 変化  Update 改善  Speed 速度  

メンバーである限りこの行動規範を順守し、役職者には人格者であることが条件になります。数字だけ結果を残していても人望がなければ評価しない仕組みにしております。

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3:ベクトル合わせとメンバー育成

正直、3年間の中で辞めていったメンバーもいます。人が急に増え意思疎通が取りにくくなった途端にバラバラと人が辞めていきました。当時は何が良くなかったのか分からなかったけど、今ならほんの少し分かる気がします。人の出入りを繰り返しながら今の形を作ってきました。

さぐりさぐりではありますが、評価制度を定性・定量面で測り、自己・上長・他己評価を行いいろんな側面から判断しています。クォーターに一度面談を行い、会社が目指すべき事や自身のキャリアップに向けやるべき事をすりあわせしています。簡単ではないけれども今はやっぱりコミュニケーションが1番な気がしてます。会社や代表が描いている事をきちんと自分の言葉で伝え牽引し、メンバーの幸せを叶える。これに尽きるかな。

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4:沖縄と東京の違い

1番感じるのは「スピードと情報格差」です。歩く速さから違いますが、ビジネススピードが格段に速い。単なる素早さではなく事業を始める、投資をするといったハイレベルな意思決定の「すぐやる」力は大手もベンチャーも関係なく言えることだと思います。また魅せ方も上手いから面白そうなサービスで溢れています。

情報もネットで検索すれば誰でも収集することはできるが、東京の人はアンテナ張り巡らせて能動的な人が多い。決して沖縄が劣っているという事ではなく、そういった人たちがたくさん集まりまた街を歩くだけでいろんな情報を目から耳から得る環境の違いがあります。
ハブリッドでは親会社WevNALが渋谷にあるため、沖縄に限った案件だけではありません。全国的に有名なクライアントからの仕事やTwitterやfacebookなどのSNSを活用したサービスも扱ってます。沖縄と東京のいいとこをハブリッドのエッセンスを加えて展開することが出来てます。

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5:社長業って

今でもよくわかってないんですが、単純に儲ける事だけではないようです。
・意思決定をする事。
・責任を取る事。
・永続的に会社を存続・発展させる事。
の3点かなと思ってます。現場もおもしろいのでプレイヤーとて頑張ってしまう事もありますが、メンバーに任せて成功する姿を見る楽しみも分かってきました。いずれにせよ、「結果を出し続けられること」こそが重要なんだと。そのために最善の努力をしています。成功よりも失敗の方が断然多いけれどもね。極論、折れない気持ち、自分次第なんだろうな。(笑)

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6:さてさて、これからどうするか?

①ハブリッド、イケてる感を出す
ハブリッドはまだまだ認知も弱く、もっとイケてる感を出していきたい。「ハブリッド 評判」で検索しても表示されず、悪評もたたないくらい目立ってないので (笑) なんか面白い会社らしいよ、とか勢いがあるみたいよの雰囲気を作り出し、周りに興味を湧かせる会社を作っていきたい。

②代表のレベルアップ
最近は大きい案件が増え、今まで以上にいい刺激をもらいながらやっているが、さらに良いモノを提供出来たのではないか?と思う事が続いたのとメンバーの成長が心地よいプレッシャーを感じています。会社の顔である代表自ら研鑽し続けないといけないので全ての事柄に対して自分自身を成長させ続けていきます。

③メンバーのキャラ立ち
ハブリッドには個性あふれる優秀なメンバーがたくさんいます。当然足りない部分もたくさんありますが、適材適所の環境下の中で長所を伸ばしもっともっと魅力あふれる人財にしていきます。やりたいことを叶え組織を肥大化するには、必ず今のメンバーの力が必要です。クライアントのみなさん楽しみにしててください。

④やっぱり面白いと思うものを創りたい
まだまだ受託がメインだけれども、オリジナルの想いのこもったモノを作っていきたい。WEBサービスでもメディアでも空間でも、世の中の誰かに良い影響を与え続けるプロダクトがほしい。自分たちが作っていくモノやサービスが他人から愛されるには、まず作り手の自分たちがそのモノやサービスを愛している事が重要だと思ってます。いろんな言い訳を並べて口だけになっているので1歩でも多く前に進みます。

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だから、4期目を迎えて思う事は・・・

今年はなんか1番良い年になりそうな気がしてます。根拠の無い自信がベンチャーっぽいですが、3年間続けてきた事でたくさんの事を教えてもらい得る事ができました。今度はこれをアウトプットする番だと思ってます。想いを形にしていきます。
それでは4期のハブリッドもたくさんご贔屓ください。これからも宜しくお願いします。

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オフィスで、ハブ酒を一杯飲んでいきませんか?

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愛を持ってお待ちしております。
では、また。


赤嶺 謙一郎
赤嶺 謙一郎
飼っているネコはアメショの「ミネコ」 泡盛マイスターを取得したが活かせてない。 ライザップに通うか検討中。