沖縄のモノづくりの魅力を伝えるギャラリーショップ「kufuu」
沖縄の素材や作家さんを集めているショップを探して…
今回は、ギャラリーショップ「kufuu」さんにお邪魔して来ました。
コンセプト
太陽の光が降り注ぐ、明るい店内。
入り口から入るとすぐに、選りすぐりの「モノ」たちが出迎えてくれます。
扱っているのは、沖縄の伝統的工芸品。
沖縄には昔ながらの技法を大切にする方、新しいモノ作りへの挑戦をする方、
様々な作り手さんがいて、それぞれの技を日々磨いておられます。
そんな沖縄の手仕事の魅力を多くの人に伝え、日々の暮らしを豊かにする手伝いができれば…
店内は「kufuu」さんの一途な思いで満たされています。
おすすめの作家さんをたずねてみたら…
「いまおすすめの作家さんを教えていただけませんか?」
突然の質問に、気さくに答えてくださった店長さん。
「やはり夏なので、琉球ガラスがおすすめです。
その中でもこの作品、金魚鉢みたいでしょう。」
そこにあるだけで見ている人を涼しくできる、作品の素晴らしさ。
どこに飾って、何を入れよう…
想像力がふくらみます。
ガラス職人・屋我さんの琉球ガラスの特徴は「光」を意識したデザイン。
普通は夏のイメージが強いガラス製品ですが、「冬でも使える」ことを念頭にデザインされていることも特徴です。
色彩豊かで影まで楽しめる、そんな「モノ」たちがそろっています。
◆工房と代表者の紹介◆
「Glass studio 尋」
住所:沖縄県沖縄市知花5-24-20
TEL:098-937-3445
代表者:屋我 平尋(やが へいじん)
おすすめの作家さん2
「陶磁器だと、最近この作家さんが人気です。
他の沖縄のやちむんと作り方がちがうんですが
そういう理屈抜きに、見ているだけで幸せになりますよね。」
レースや花柄を思わせるモチーフと、独特の色味。
真っ白ではなく少し黄色がまざったような白は、陶芸家・中村さんの特徴と言えそうです。
「この陶器たち、とても軽いんです。
ぜひ持ってみてください!」
そう言われて持ち上げてみたら、確かにびっくりするほど軽いんですね!
その秘密は「鋳込み(いこみ)」という作り方にあるのだそうですが…
詳細な説明は「kufuu」さんで。
作品を実際に手に取りながら、ぜひ尋ねてみてくださいね。
◆工房と代表者の紹介◆
「アトリエpetit papillon」
代表者:中村かおり
公式ブログ:アトリエpetit papillon
◆まとめ◆
こんなに小さな沖縄ですが、伝統的工芸品ってたくさんあります。
しかし、伝統的工芸品の良さに触れたくても、実際にはどこへ出かけたらいいのかわからないことも。
そんな私のような「迷子」には、「kufuu」さんのようなハイセンスなショップはとてもありがたい存在です。
最先端の情報を、ここに来ると肌で感じることができる。
来て見て触って、時にはしゃべってみて、知らなかった情報まで手に入れることができる。
そんな空間が用意されているように感じました。
◆お店の紹介◆
gallery shop 「kufuu」
住所:沖縄県宜野湾市大山2−22−18
TEL:098-890-4095
時間:午前10時〜午後6時
定休日:水・木曜日
公式サイト:gallery shop 「kufuu」
地図