沖縄のこだわりの飲食店を、リレー方式で繋ぎながら紹介していく「BAR HOPPING」。
前回は那覇市銘刈の「dining bar 古酒楽」さんにて、おいしいお酒と大人な時間を楽しみました。
▼ハブログ
沖縄酒屋めぐり3軒目、「dining bar 古酒楽」で大人のこだわりに酔いしれる
http://huvrid.co.jp/blog/okinawabar03/
今回、「古酒楽」のマスター武本さんから紹介いただいたのは、那覇市若狭にお店を構える「鮨 いすけ」さん。ついにハブログで、お鮨の取材をする日がやって来ました!
お店のホームページを見た時から「これは素敵すぎる…」とドキドキ。今までの取材の中で5本の指に入る程緊張しましたが、素敵な出会いと贅沢な時間を過ごすことができました。本当に感謝です!
では、ハブログBAR HOPPING4本目スタートです。
鮨 いすけ:おすすめの料理と飲み物
店内は、6名掛けの掘りごたつ造りの個室1室と、カウンター7席。
木と白の色合いで落ち着いた店内は、お鮨屋さんのハツラツ感と、ぴりっとひとさじ緊張感を混ぜたような心地の良い空気が流れます。
大将の目の前、包丁さばきもじっくり見られる特等席で、飲み物はビールをオーダー。
大将自身が良く飲まれるようで、日本酒は十四代や獺祭などの有名どころから大将おすすめの一本まで揃っています。
他にも、ワインやウイスキー、焼酎、泡盛など、せっかくだから自分の好きなお酒と料理を楽しんでほしい、と多彩なラインナップです。
今回は、お任せでその日のおすすめを何品か用意していただきました。
お鮨の前に、まずはお酒が進みそうな一品料理を楽しみます。
・マツカワカレイの昆布じめとイサキ
・オホーツク海の毛ガニ
・アナゴの冬瓜包み蒸し
いよいよ真打ち、お鮨です。
・白エビの昆布じめ
・コハダ
・煮ハマグリ
・アナゴ
最後の締めはやっぱりたまご。
いすけさんのたまごは、しっかり甘めに味付けされた黄身部分と、とろとろなままの白身部分に分かれていて、絶品です。
デザート感覚でぺろり。もう1つ食べたい! けど、我慢ですね。
鮨 いすけ:大将 井戸向大輔さん
北海道出身の井戸向さんは、20年程前に単身沖縄へやって来ました。
那覇市松山にある「かわじ 本店」さんで11年修行を積み、「『かわじ』の親父さん」にも太鼓判を押され、独立したのが3年前。
以来、日々職人の技で、お客様に素敵な時間を届けています。
店名は、自身の名字の一文字と名前の最後の部分をくっつけたもの。お世話になった「かわじ」さんの店名もそのように付けられているのだそうで、そこからインスピレーションを受けました。
常に考えることは、「来てくださるお客様をどう満足させ、『おいしかった』『楽しかった』『気持ちよかった』を感じてもらい、『また来るね』と言ってもらえるか」です。
使う食材は一番のこだわりかもしれません。北海道や築地から、厳選した食材を取り寄せます。
それぞれの季節の、旬なお魚を選ぶことが多いのだそう。そんな食材をどうすれば一番美味しく食べてもらえるか、とことんこだわって提供します。
この写真から、少しでも感動が伝わればいいなと思うのですが。包丁さばきやお鮨を握る所作のひとつひとつが、本当に美しい!
カウンターの上の敷き紙も季節によって絵柄を変えているそうで、今は竹ですが、そろそろ紫陽花にしてみようかな、なんて話もしてくれました。
季節にあわせて小物を変えることや、日々技を磨いていくことは、日本料理の深いところですよね。
今回、煮ハマグリとウニの間に、「カイワレの昆布じめ」を出していただきました。
私は初めて食べる! と感激したのですが、実はこのネタ、箸休めの意味があったのだそうです。
煮ハマグリは、タレ(ツメとも)をつけていただくもの。その後のネタに味が響かないよう、一度リセットの意味を込めてこのタイミングで挟んでくれたんですね。
このような『本気』の心遣いも、さりげなくしてもらっています。
まとめ:「鮨 いすけ」に行って来ました
那覇市若狭にある「鮨 いすけ」さん。
厳選された素材の良さを引き出してくれる、大将・井戸向さんのこだわりに酔いしれたいお店です。
何より、素材と向かっているときの井戸向さんの楽しそうな表情が忘れがたい! 本当にお客様との時間や料理する時間を大切にされているんだなと感じました。
だからファンが多いのですね。
さて、今回も井戸向さんに次のお店を紹介いただきましたよ。
みなさん本当にありがとうございます!
次回はどんな出会いが待っているのか、楽しみです♪
◆店舗情報◆
店名:鮨 いすけ
住所:沖縄県那覇市若狭3-1-1
営業時間:18:00〜24:00
定休日:日曜日
喫煙・禁煙:分煙
駐車場:無
地図