ハブリッドにインターンが来たらこうなる。-前編-

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はじめまして。
一人前のデザイナーを目指して日々勉強中、ズケヤマです。

 

私は沖縄のデザイン専門学校IDAでWEBデザインを学んでいる学生です。
私たち2年生はこの時期になると本格的に就職活動が始まり、
また10月からは早期出社をする内定者も出てきます。
同級生が順調に内定を掴み取っていくなか、私はと言うと未だ進路決定に迷っているのでした。
もう今年も終わりに近づいているのに、自分のことながらこれは正直やばいです。

この危機的な状況をなんとかするべく、就職科の先生に相談を持ちかけたところ、
「それなら素敵な会社があるぞ!」と、WEB製作会社を紹介してくれました。

その名も“株式会社HUVRID(ハブリッド)”。

先生曰く、とにかくとても雰囲気の良い会社らしい。
勧められるまま会社のサイトを見てみると、デザインも企業理念もとても好印象。
こんなチャンス逃すわけにはいかない!ということで、先生と話終えるなり、
さっそくコンタクトを取ったところ、
インターン生として3週間受け入れていただけることになりました。

 

会社へ行ってみた。

瑞慶山と書いて「ズケヤマ」と読みます。

「着いた!」
あれ?でもオフィスどの部屋だったっけ…?

ハブリッドの門番

あっ、ちょうど人が!この人に聞いてみよう!

竹刀は家から持ってきました。

「すいません、ハブリッドっていう会社のオフィスを探しているんですけど…」

おりゃああああ
あああああああ
でも、本当は叩いてないよ。

ちゃんと会社の場所を下調べしていなかった私は、
OGであるデザイナー酒井さんからスパルタすぎる洗礼を受けたのでした。
なんだか先が思いやられる…。

会社に入ることができたが、

挨拶は社会人の基本です。

「こんにちは!」
「今日からインターンでお世話になります、ズケヤマです」
「いらっしゃい、ズケヤマさん。私はコーダーの桐原だよ〜。お茶出すからそこに掛けといて〜」

瑞泉の53度

〜キッチンにて〜

「初めてのインターン生だからしっかりもてなさなきゃね!まずは瑞泉を入れて」

翼も加えて

「さらにレッドブル」

謎の薬はパブロンです

「仕上げに誰かのデスクにあった何かの薬」

手に薬をもっている失態。

「あとはかき混ぜればキリハラスペシャルブレンドの完成!」

どうぞー

「はい、キリハラスペシャルブレンドです〜」
「ありがとうございます!」

20歳を過ぎたのでズケヤマお酒は大丈夫です!

なんだろこの飲み物。お茶ではないような…
でもせっかく作ってくれたものを一口も手をつけないのは失礼だよね。とりあえずいただきます!

!?

ゴミ箱に吐いてはいけません

「オエエエッ」

お茶だと出されたものがどう考えても劇物でした。
もしかして私、全然歓迎されてない?

まだ来社して間もないのにすでに心の折れそうな私に
声を掛けてくれる優しい社員さんがいました。

そんなわけはなかった。

これリアル私服。

「チョリーッス!」

色のチョイスが最高。

「キミ何歳ドコ住み?」
「な、なんですか」

まんざらでもない。

「彼氏とかいるの?」
「ちょっと近いです」
「LINEとかしてる?」

殴られ慣れている福永

「やめろぉぉぉぉ!!!」

やっと打ち解けられる人がいたと思ったのに、ただのチャラ男でした。
この会社、キャラが濃すぎる。

社会ってこんなに厳しいのか…。
この調子で3週間もやっていけるのかな私。
うぅぅぅ。

女性の嘘泣きはこわい。

後編へ続く
予定。


ハブリッド
ハブリッド
2013年に設立。 できること:Webサイト制作、リスティング広告、SNS広告、SNS運用、執筆、企画、動画制作 できないこと:手を抜くこと。うそ。いやほんと。それくらいの気持ち。

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