【Girls Talk】うちなーカマボコは意外と高カロリー? 沖縄の食生活をもっとヘルシーに!

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かなり前ですが、あるローカル番組での「うちなーカマボコは意外と高カロリーなので注意!」という、栄養士さんの何気ない一言。
これ、私はずっと気になっていました。
沖縄の行事、たとえば清明祭(お墓参り)や、お彼岸、お盆などで必ず目にするあの美味しいかまぼこが、実は太りやすい食品だったなんて…と、軽く衝撃だったのを覚えています。
けれども、今回この記事を書くにあたって調べてみたところ、私の記憶はちょっとだけ違っていたようで…

うちなーカマボコには2種類!

いわゆるうちなーカマボコには、「赤カマボコ」ともう一つ、黄色い「カステラカマボコ」の2種類があるのですが、実はカロリーが高いのは「カステラカマボコ」のほうだということが判明しました。

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赤カマボコ1切れあたり約38キロカロリーなのに対し、カステラカマボコには魚のすり身に加え、卵がたっぷり入っているので、1切れなんと約100キロカロリーもあるそうです。
▼こちらのページでカロリーや脂質などがチェックできます
http://kenkou-island.or.jp/kcal/index.html

カマボコだけではなく、沖縄料理にはカロリーが高めなものが多いと言われています。
沖縄の肥満率は、残念ながら全国から見ても高め。
一度は「長寿日本一」と言われていた沖縄ですが、なぜ肥満率がこんなに上がってしまったのでしょうか?

肥満県になってしまった沖縄の食文化とは

沖縄の肥満率の高さは、もちろんこれは食文化のせいだけではないんですね。
本土に比べると車通勤の人が多く、日常生活において運動不足気味になっているのも、原因のひとつのようです。
少し耳が痛い話ですが、「痩せたい!でも運動もしていないんだよね…」という方、実は多いのではないでしょうか。
ですが運動の話はまず置いておいて、今回は、沖縄の食べ物の一体何が「太りやすい原因」になっているのか、を考えていきましょう。

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まず代表的なのが、市販のお弁当。
天ぷらなどの揚げ物がとても多く、揚げ物ばかりてんこ盛りのお弁当も珍しくありません。
沖縄は年間を通して気温が高めということもあり、傷みにくい揚げ物を使うお店が多いようで、魚も肉も野菜も、とにかく天ぷらにしてしまえー! という文化があるように感じます。
冒頭で書いた、行事用の重箱やオードブルの中身も、豆腐や田芋を揚げたもの、天ぷらがメインですよね。
沖縄の気候が生んだ文化なのかもしれませんが、これらを当たり前だと思って食べ過ぎてしまうと、やはりカロリーオーバーになってしまいます。

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また、沖縄は戦後、他県よりも早くファストフード文化が浸透していたこともあり、外食をする人が多いようです。
ですからこれは、若い人だけではなく年配の方も同じ傾向があるんですね。

それでも食べたい!ヘルシーで美味しく食べるには

「太りたくない!!」とは思いつつも、沖縄料理は美味しいものが多いですし、「やっぱり食べたい」と思う方も多いはず。
先に述べたような食環境の中で、健康的に美味しく食べるために気をつけていきたいのは、『食べ方』です。

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たとえば、いつもの食事の量を少し減らして、その代わりにお味噌汁などの汁物やフルーツを追加すると、『食べたいものを食べる』という精神的な満足感を得つつ、カロリーをセーブできるわけです。
揚げ物だらけのお弁当でも、ファストフードでも、これは応用できます。
お弁当のサイズを減らして、一緒にお吸い物を買ってみる。
ファストフードなら、ポテトの代わりにサラダメニューをプラスしてみる…というのも、おすすめですよ。

まとめ

沖縄は美味しい食べ物が本当に多いですよね。
気候や文化の影響もありますが、高カロリーの食事が多いのは事実。
しかしこれらを「じゃあ食べないようにしよう!」と排除するのではなく、食事の一部を低カロリーなものに置き換えてみるなどの工夫をしていけば、食に対するストレスも減るのではないでしょうか。
沖縄ならでは食文化を思い切り楽しみながら、同時に健康的な食生活を目指していきましょう!


ハブリッド
ハブリッド
2013年に設立。 できること:Webサイト制作、リスティング広告、SNS広告、SNS運用、執筆、企画、動画制作 できないこと:手を抜くこと。うそ。いやほんと。それくらいの気持ち。