人気ライターへの道! ブエノチキン浦添のブエコさんと「自分にしか書けない文章」についてチキンと話して来た


梅雨も明けそうな6月某日。
クダカはひとり、明るい陽の差し込む株式会社HUVRIDの事務所で、何やら行き詰まっておりました。

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クダカ:人に楽しんでもらえる文章ってなんだろう?
    人に楽しんでもらえるブログってなんだろう?みんなどうやって書いてるの?

文章を書くことが多いあなた、今ブログを書いてみたいな、もしくはブログを書いてるんだよねっていうあなた、一度は考えたことがあるテーマではありませんか!?
とりあえずじっとすることが苦手なクダカは考えました。
「一人で事務所でモヤモヤ悩むより、長年文章を書くことに携わっている人に直接聞きに行っちゃお!」

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このモヤモヤっとした状況を打ち破るため。
自分が文章を書くようになる前からずっと読ませてもらっているブロガーさん、ブエノチキン浦添の看板娘・ブエコさんに会いに行くことにしました!
『多くの人に届くような文章・ブログ・記事を書くために』
〜ここからクダカの新たな挑戦が始まろうとしています。〜

ブエノチキン浦添の看板娘・ブエコさんに会いに行こう

ブエノチキン浦添のブエコさんに会いたい!
そして、あの素敵なブログ・文章を書くエネルギーがどこから生まれるのか、アツく語り合いたい!

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…そんなアツ苦しい想いを胸に。
ここに行けば会える、とやって来たのはもちろん「ブエノチキン浦添」。
2015年4月29日(よいニクの日!)にオープンしたイートインスペース『ブエノキッチン』にお邪魔しました。
もともとは、黄色い看板が目印のテイクアウト中心のチキン丸焼き専門店でしたが。二代目のブエコさんが「チャレンジしよう!」と家族に自ら提案し、ほぼ全て手作りで作り上げたお店です。

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『ブエノキッチン』オープン前の悩んでる頃のブエコさんのブログ、めっちゃ読んでたな。
ちょうどその頃の自分と重なって、すごく励まされたんですよね。ブエコさんには、その頃からの片思いだったりします。

ブエノキチン浦添・ブエコさんの経歴

大学を卒業後、県内の広告代理店にてコピーライターのお仕事をしていたブエコさん。取材して文章をまとめたり、CMの構成を考えたりと花形なお仕事をされていたんだそうです。
この頃からずっと言葉や文章を扱うお仕事をしていたんですね!

30歳になったのを機に、脱サラ。実家である「ブエノチキン浦添」で働くことに。
「沖縄一のチキン野郎を目指して修行中」とは、ご本人の言葉です。
出産・育休期間を経て、ママとして二代目として、ますますパワフルに活動されています。

ブエノキチン浦添のブエコさん・経歴

さて、気になるブエノチキン・ブエコさんのブログ歴なんですが、聞いてビックリ!
大学の授業で作ったブエノチキンのHP上で、今のTwitterのように日々のことをつぶやいていた頃からだそうで。なんと10年程ずっと続けているんですね!

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広告代理店で働いていたときも、プライベートではなく、お仕事で365日一日も欠かさないブログを4年程されていたのだそうで。
本当にプロのブロガーです。
クダカなんて足下にも及ばない、脱帽です。
現在も精力的に続けているブエノチキン浦添のブログは、ブエコさんの個性がぎゅぎゅっと詰まっていて。ファンが多いブログですよね♪

ブエノチキン浦添のブエコさんに、インタビューをしてみました!

まずは、ブログを書くときの心構えを聞いてみました

———ブログを書いていると、読者からけっこう反応がありますよね?
一時期、自分の内面と葛藤してるときがあって、4年前とかなんですけど、私頑張れみたいなブログがけっこうあって。
そういうことを書いていると、買いにきてくれた若い女性の方が「すごいかっこいいです、励まされてます、私もがんばります」みたいなことを言ってくれることがあったんです。めっちゃうれしい! そしたらまた書こうって思ったり。

———その時々によって、書くテーマは変わってますか?
違います! 大学生時代の日々思ったことを書いていた時期と、仕事楽しいって時期から悩みに変わり、会社で仕事も大変で「生きるって何?」ってめっちゃ考えて書いてた時期と、仕事を辞めてブエノチキンを継ぐぞみたいな時期で。
仕事が大変になった辺りからが一番葛藤がすごくて、内面を吐露してましたね。そうすることで自分の気持ちの整理がつくので、そうやって自分を持ち直すみたいな。
身近な友人には「あんたあんなにいろいろ書いて恥ずかしくないの?」って言われるんですけど。

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———私、実はそれをいつも葛藤するんです。「ここまで書いて良いのかな?」って。自分のキャラをどこまで出していいのかなって悩みませんか?
悩んじゃいますよね。書いている理由はストレス発散というか、自分の気持ちに整理を付けるというのが一番の理由なので、自分の書きたいことを書くんですけど。
「こんな情けない話を書いても良いのかな」って悩んだときに、指標にしていることがあるんです。
私の生きる指標が「こんな風に生きていいんだ」って周りの人に勇気を与えられたらいいなってことで。(ブログを)見た人が「あの人がこんなダメダメな感じでやってるんだったら私もやろう」って思ってもらえるんだったら、私は書こうっていう感じで書いてます。そういう軸ができると書きやすいですよね。だから決してネガティブなことは書かないし。
不器用だけど、なんとかやれるんだっていうのを感じていただきたいというか。
ダメな人の方がみんな励まされるじゃないですか。あの人めっちゃできるっていう人の成功体験ばっかり読んでも、あんまり実感湧かない。仕事とか人生で悩んだときに、でもやりたいことがあるんだったらやってみようみたいなことを、みんな思えたら幸せだよね。それプラス「迷ったらチャレンジ」みたいなことを、生きる指標にしているので。

話が盛り上がって来たので、もう少し突っ込んで聞いちゃいます!

———ブログを書くとき、ターゲットとかを意識してるんですか?
意識してないかな。笑
お店のことをもっとちゃんと告知する場にした方がいいのか、それとも今まで通り私のプライベートなことでいいのかって悩んだこともあったんですけど。やっぱりブログは自分の表現の場だから、SEO対策とかをして一瞬見る人がいたとしても、やっぱり私の書くものに共感してブエノチキンに来てくれる人は、長いファンになってくれるはずなんで。今まで通りでいっかっていう結論に落ち着いた。

———長いファン!
共感してくれる人が見てくれて、励まされて、かつその励まされて共感する、の向こうに「ブエノチキンを愛する」っていう辿り着きたい場所があるので。
おいしい商品を載せるなり今日の出来事だったりって、いろいろ、お客さんを惹きつけるブログの書き方ってあると思うんですけど。私は、共感してもらったら長く(お店を)愛してくれる人になるはずっていう想いから、やっていますね。だからターゲットとかじゃなく、私に共感する人来てくださいって。計算が苦手なのかな結局。
あとは、尊敬されなきゃダメだなと思ってて。「そういうことも言う私がやっているブエノチキン」をいいと思ってくれる人が来てくれればと。当たり障りのないこと言ってるよりも、社会にもきちんと責任を持ってる自営業者の方がカッコいいよなっていう自分なりの想いがあるので。
(クダカ感動…)

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———ブログを書くときに、毎回同じフレーズだったりこの人らしさだったりとか、最後まで読ませちゃう言い回しって必要だと思いますか?
言い回しを1個固定するっていいと思うんですね。
私が新聞で記事を書いてたときは、絶対最後に「チキンと、いやキチンと」というフレーズを入れてました。それは、刷り込みというか“ゲリラ手法”っていうんですけど。お客さんがやっぱり言うんですよ。「あのギャグね、あれあれ、なんだっけ?」とか「チキンと食べようね」とか「チキンと焼いたかい?」と言ってくれたり。

———それは私も頭に残ってます!
でも私、書くときに最初のフレーズが思い浮かんだりするんですよ。そこから文章を組み立てたりする。それもあって、毎回違う構成・違う文体になるんだよな。「どうしてもこのフレーズが言いたい!」、だからこの前後にこれを言った方がいいのかなとか。

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———その構成の考え方は、もうなんかコピーライターですね! 例えばどんな風に考えているんですか?
たとえば…いまめっちゃ書きたいのが「不乳から思う不戦の誓い」ってタイトルが思い浮かんでるんです。
いま母乳が出にくくて。母乳が出ないことと、この間の広島でのオバマ大統領のスピーチを繋げるっていう、文章構成はできてるんです。子育ての話をブログで書いているので、自分の困ってることをどうやって書こうかなと思ってたときに、オバマ大統領のスピーチを見て感動したので、その「不乳」と「不戦」がくっついて、このタイトルにしようって思ってから文章を考える。けっこうそういう風に考えるんです。
コピーライターのクセかもしれない。フレーズとか一文を思いついてから、じゃあこのブログを書こうみたいな。そういうのめっちゃあります。
だから、ずっと文章を考えているかもしれないですね。なんか面白いことあったら、ずっと頭の中で文章を作ってるんですよ。どうやってこれを伝えようみたいな。
みんなそうだと思ってたけど、友人とかは映像で出て来るみたいだし。そもそも考えなかったりする。

———すごくおもしろいです! だからブエコさんのブログは、言葉が心に残るんですね。(感動…) ちなみに。1記事を書くのにどれくらいかかるんですか?
割り切ってちゃちゃって書こうと思ったときは20分とかかな。画像とか入れてたら時間かかるじゃないですか。だからそれくらいは。でもめっちゃかかるときは、寝かせて2日とか。でも結局うまくいかなくてオープンにしないとか。しっくり来ないからいいやーみたいな。
パソコンに向かってから2時間かかることもあるし。平均すると1時間くらいは取るかな。「てにをは」1個もでーじこだわるし、だからめっちゃ時間がかかるんですよね。目標は毎日アップなんですけど、パソコンに向かう時間が今は少ないので、いつ書くかって悩みます。

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———お互いにこれからも、「良い文章ってなに?」を考え続けないといけませんね。
Facebookとか、けっこう初期からやってるんですけど。周りの人たちの文章を書く量が半端なく増えていて、上手になっているんです。そんな中で自分は何を書くかって考えます。考えすぎちゃうだけに時間もかかるし。自分が考えて考えて文章の構成とか考えてる間に、みんな自分のことをぱぱぱぱってアップして行く中で、それでも価値のある文章ってなんだろうって。
自分にしか書けないことを書きたいですよね!

まとめ

ブエノチキン浦添の看板娘・ブエコさんと、「自分にしか書けない文章」についてアツく話をして来ました。
改めてしっかり話す機会をいただき思ったことは、文章には隠したって人柄が出るんだなってこと。ブエコさんの文章はこだわって書かれていることがいつもチキンと(あ、キチンと)伝わるし、愛があふれているし、そのチャレンジしたい気持ちが伝わって来ます。
「執筆するときに『自分の軸』を持つことで『自分にしか書けない文章』に繋がる」
クダカももっとクダカらしさを全面に出してもいいんだなと、そんなことに気付けた素敵な時間になりました。
人気ライターへの道、まだまだではありますが。一歩前進したと思います♪

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取材の後、ブエコさんは「不乳から思う不戦の誓い」というブログを公開されました。
これが三度読み返すくらい、ブエコさんらしいんですよね。
▼ブエノチキン浦添2代目ブエコ、代表トリ締役への道。
http://bueno.ti-da.net/e8714877.html

ブエコさん、ありがとうございました!!
そんな素敵なブエコさんに会いたい方は、ブエノチキン浦添まで♪

◆お店の詳細情報◆

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『ブエノチキン浦添』
住所:沖縄県浦添市内間1-14-2
電話:098-876-0452
HP:http://www.buenourasoe.com/
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沖縄と人と泡盛を愛する、 ハブリッドの自由人担当のクダカです。