【沖縄トリビア】沖縄のお笑い芸人シリーズ1

ハピナハ

沖縄のお笑い界の代表選手
「ガレッジセール」の魅力にせまる

2015年3月。
沖縄県那覇市の中心地である国際通りに、
新しい観光名所がオープンしました。
その名も「ハピナハ」。

ハピナハ

「ハピナハ」には沖縄県初の店舗が多く入っていますが、
その中でも注目を集めているのが「よしもと沖縄花月」です。
大阪や東京、京都などにあった吉本興行の劇場が、
ついに沖縄県にもオープンしたのです。

沖縄のお笑い界の代表選手が「ガレッジセール」。
この記事では、彼らの活動をまとめます。

デビューから売れっ子芸人へ

1972年生まれのゴリさんと川田さんが
1995年に結成したのが「ガレッジセール」です。
ココリコやロンドンブーツ1号2号を輩出した
渋谷公園通り劇場で、芸人人生をスタートさせました。


ガレッジセール

2002年頃まではテレビ番組などでも
「エンダンス、エンダンス、ダンス、ダンス、ダンス、エンジョイプレイ」
という耳に残る決め台詞(お笑い用語で「ブリッジ」というのだそうです)
を使っていたのが印象的でした。

(こちらは、そのブリッジをパロディにしたCMです。)

1999年から準レギュラー、レギュラーとして
「笑っていいとも!」に出演したことをきっかけに、
広く知られるお笑い芸人になったように思います。

「最初は『シーサー』! じゃんけんぽん」と掛け声をかける
「シーサーじゃんけん」も人気でしたね。

映画監督もしていた!?

ガレッジセールの活動は、お笑いの世界だけではありません。
2009年、ゴリさんが長編映画の監督を務めました。
その映画が「南の島のフリムン」。
南の島・沖縄を舞台に、
笑いあり笑いあり、そして時々涙ありの映画に。

そして、最近では、3月に行われた「第7回沖縄国際映画祭」でも、
「やんばるキョ!キョ!キョ!」という地域発信型映画を
発表しています。

新しい魅力「おきなわ新喜劇」

先日オープンしたばかりの「よしもと沖縄花月」では、
「おきなわ新喜劇」を見せてくれる回があります。
おきなわ新喜劇とは、沖縄の音楽や風習、言葉を“チャンプルー”した
「沖縄独特の文化を笑いながら学べるショー」を目標にした、
新しい沖縄の喜劇舞台です。

その沖縄版の新喜劇をプロデュースしているのもゴリさん。
「沖縄にずっと続く財産を残したい」
ゴリさんはそんな思いを胸に、2014年の12月から
「おきなわ新喜劇」の公演を開始したようです。

◆まとめ◆

都道府県別に見てみると、決してお笑い芸人が多くはない沖縄県。
その中でしっかりと「沖縄らしさ」をアピールし、
独自の立ち位置を確立していったガレッジセール。

今後、「よしもと沖縄花月」で
どのような「笑い」を見せてくれるのでしょうか。

◆場所の紹介◆

『よしもと沖縄花月』
那覇市牧志2-2-30「HAPINAHA」3階
時間:毎日2〜3公演
休業:年中無休
公式サイト:よしもと沖縄花月


kudaka
kudaka
沖縄と人と泡盛を愛する、 ハブリッドの自由人担当のクダカです。