トライアスロンの応援に行ってみた

トライアスロン宮古島

走るだけではない、泳ぐだけでもない、
「泳いで、自転車をこいで、走りきる」という魅力たくさんの競技が「トライアスロン」です。
そんなトライアスロン大会の中でも、とんでもない距離の大会が宮古島で開催されるということで。
「第31回全日本トライアスロン宮古島大会」の応援に行って来ました。

宮古島来間大橋2

宮古島のトライアスロン大会は、
最初のスイムが3km、バイクが157km、ランは42.195km。
その3つの競技に、それぞれの選手が自身の力と誇りをかけて挑戦するという大会です。
ただ、今回の大会は前日から風が強いうえに天気が優れず、当日の朝も雨がやまないというあいにくのお天気でした。
その悪天候のため、スイム3kmが中止になり、かわりに1時間遅れでスタートのラン6.5kmからの競技内容に変更になったのでした。



予定より1時間遅れて、1つ目の競技・ランがスタート。
そしてバイクが置いてある地点まで戻って来ます。



2つめの競技がバイク157km。
どの選手も華麗にバイクにまたがり、強風の中を駆け出して行きました。
宮古島大会のバイクのコースは、島をぐるっと1周半するイメージです。
最近完成したばかりの伊良部大橋もバイクで走行、池間島もぐるりと1周。観光スポットとして有名な東平安名崎や来間大橋も全速力で駆け抜けます。
しかしこの日は、走っている選手たちのヘルメットやサングラスが強風でずれてしまうほど。

バイクの後は、もう一度、今度はフルマラソンの距離を走ります。
この頃になると、どんなに体力のある選手でも、やはりキツそうな表情が見え隠れします。
そんな選手たちを助けているのが、沿道の応援。
島の人たちもやはり、1年に一度のこの日を心待ちにしているようで、最初から最後まで、選手たちの背中を後押しするべく、声援を送っていました。
もちろん、大人たちはビールを片手に!



一番感動の場面は、やはりゴールの瞬間です。
合計200kmを超える距離を走り切った選手たちと、その選手たちをずっと応援して来た家族や仲間たちが、最後の10mや20mを一緒に走り切る姿は、本当に感動でした!



◆まとめ◆

今回、超人的な競技に挑戦したのは、1400人を超える選手たち。
完走した選手には「強人・ストロングマン」の称号が与えられました。
しかし一方で、トラブルや時間制限などで、3割ほどの選手たちが途中で競技を中断しています。
毎年、大会の後ろではたくさんのドラマが生まれているのですね。

その様子がなんと! ドキュメンタリー映画になっていました。
観覧の際は、ハンカチ必須です!!
『映画「宮古島トライアスロン」』
http://miyakojimatriathlon.com

◆イベントの紹介◆

『第31回全日本トライアスロン宮古島大会』
日時:2015年4月19(日)午前7時〜午後8時半
場所:宮古島全島
公式HP:宮古島トライアスロン大会
MAP


kudaka
kudaka
沖縄と人と泡盛を愛する、 ハブリッドの自由人担当のクダカです。