あまり細かいことを気にしない、沖縄の人の県民性を表わす『て〜げ〜』や『うちなータイム』という言葉。
これらの県民性は、南国沖縄ならではの文化から生まれたもの。
沖縄の人が恋愛をするときに、このゆる〜い感覚が、どのような影響を及ぼすのでしょうか。
※『て〜げ〜』 適当に、それなりに などの意味。
※『うちなータイム』 沖縄の人のゆっくりとした時間の流れを表わす意味。沖縄時間。
デートの待ち合わせに”二人とも”遅れてしまうカップルも
沖縄では、デートの待ち合わせに遅れてしまうのは、何だかんだで許されてしまいますよね。
「ちょっと遅れそうー!ごめん!」と彼にメールを入れたら、相手からも「ごめん、俺も今出たとこ(笑)」という返事が返ってくることもしばしば。基本的には、自分にも相手の遅刻にも寛大な人が多いようです。
遅刻や、直前の時間変更は結構よくあることなので、デートコースを事前にきっちり決めたりお店を予約したり、という遊び方をする人は、少ないのではないでしょうか。
男性よりも女性のほうが遅刻・ドタキャンが多い気がします(私の周りだけでしょうか?)。
沖縄の独特な『ゆるさ』は地元以外ではちょっと控えて!
沖縄ではなんとな〜く許されてしまう、”て〜げ〜気質”。
ですが、もし恋のお相手が本土出身だったら要注意です。
もし時間を守れなかったり、約束を忘れてしまったら、真面目に心から謝ったほうが無難。
約束を守れなかったことに対して茶化したりすると、人によってはそれだけで幻滅されることもあるのです。
とにかく誠意を見せることは、忘れないようにしましょう。
沖縄の人の持つ『て〜げ〜』さは、実は幸せな恋を生む!?
私自身、沖縄の人の持つ”て〜げ〜気質”は嫌いではありません。
もちろん、大事な時に約束を破られたり、あまりに適当なことをされると困ってしまいますが、恋愛をする上ではこの適度な”ゆるさ”というのは、相手との信頼関係を深めてくれる、良い効果になると思うのです。
沖縄の人は、確かにルーズな傾向があります。
でも、「約束を破ってもいいや、適当にあしらっていいや」と考えているわけではないと思うんですね。「相手がもし約束を破っても、私は許せるからいいや」という、他者への寛大さがあるからこそ、こういった文化が生まれているのではないでしょうか。
この、相手に対する心の広さというのは、恋をする上では結構大切な要素だと思うのです。
まとめ
沖縄独特のうちな〜タイムなどのゆるい文化は、本土出身の相手では通用しない場合も。
けれども、沖縄の人の持つ『相手を許す寛大さ』というのは、幸せな男女関係を作っていくうえでは、結構大事なポイントかもしれません。