どうも。新婚旅行で太りキープしてたら嫁から「痩せる気ある?」と激励をもらったHUVRID花城です。(なので飲みに行くには事前の許可がマストです)
クライアントや社外の人と話していてよくある誤解を紹介します。
- アクセス解析で何でもわかる
- アクセス解析の数字が合わない
- サイトのPV数を伸ばしたい
- コンバージョン率を上げたい
- サイトをリニューアルしたい
アクセス解析で何でもわかる
「アクセス解析をやれば(魔法のように)原因がわかり施策の実施ができる」
という風に誤解をされている方は結構いらっしゃいます。
違います。
アクセス解析でわかるのは「傾向」だけです。
そして傾向から仮説を立てて施策を検討し実施し、その仮説がどうだったのかを検証するのです。
仮説がない状態でGoogle Analyticsのデータを見てもただの数値や文字の塊にしか見えないと思います。
なので、アクセス解析はあくまで検証ツールです。
体重計みたいなもんです。(あー乗りたくない)
アクセス解析の数字が合わない
ECサイトとか特にそうですが、Google Analytics上の売上個数や金額と
実際のものは差異が出やすいです。
と言いますのは、ECなら購入後の返品が起こりえるのでその分合わなかったりします。
それと、Google Analyticsはデータの集計から表示に最大48時間かかるという公式のアナウンスがあります。その場合も数字が多少合わない場合が多いです。
その他にも数字が合わないことが少なからずありますが
Google Analyticsは傾向をつかむ「検証ツール」なので厳密にこだわる必要はありません。
サイトのPV数を伸ばしたい
これが1番多いです。
サイトの目的次第なのですが、集客や売上の成果に絶対的な相関関係はないです。
(ブログサイトやニュースサイトはPV数が収益に紐付いている仕組みなので別ですが)
1番大事なポイントは「成果に結びつくのは何かしっかり考えること」です。
変な話ですが、本当は1ページで説明できる内容を分割して2ページにするとPV数は2倍になります。(残念ながらそんなサイト、結構あります)
余計なページを整理して導線を見直したらコンバージョン数が増加して結果的にPV数が下がることは普通にあります。
コンバージョン率を上げたい
PV数を上げたい、という話に近いですがこちらも一概にその数値だけでは判断できないのです。
ご存知の通り、コンバージョン率はこの計算で算出されます。
コンバージョン数 ÷ セッション数(訪問数) × 100
つまり、セッション数が減るとコンバージョン率は上がります。
例えば広告を実施している案件があったとして
その広告を停止するとコンバージョン率は上がる可能性が高いです。
というのは、広告ではどうしても意欲に差があるユーザー達が入ってしまうからです。
なので、こちらもあくまでコンバージョン数を追うことを軸にして考えると良いです。
サイトをリニューアルしたい
よくあるのが「(現状のサイトが)古いからサイトを今風の綺麗なサイトにしたい」というお声です。
業界、業種によってサイトの目的が変わりますが、殆どが何かしたら「収益」に結びつくことを目的にしていると思います。
なので、よくよく聞いてみると下記のいづれかに必ず当てはまります。
- 問い合わせを増やしたい
- 集客を増やしたい
- 予約を増やしたい
- 売上を増やしたい
- 求人応募を増やしたい
そして、求人応募に結びつくような情報と(見込み)顧客が求めている情報は違います。
が、混同しているサイトも未だにあったりします。
Google Analyticsではアクセス解析ができますが
サイト、ページの構造が解析を考慮していないために計測が難しい場合もあります。
このあたりは何を目的にしてどういった構造にするかをディレクターと相談して決めます。
HUVRIDでは、ただいまアクセス解析の無料セミナーを実施しています。
ご興味がある方は参加や開催リクエストしてみてくださいね!
※セミナーリクエストやご相談はinfo@huvrid.co.jpまで
おっと、もうこんな時間か。
そろそろ歓迎ランチ会で残ったピザとチキンを食べなきゃ。
では。