サイトの検索順位を上げるためには何をやればいいの?

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昨今、サイトの検索順位を上げるために重要なポイントとして、
「ユーザーが求める情報や有益なコンテンツがあるページが検索順位において評価される」と言われています。

ですので、
「検索順位が上がる方法を駆使する」という概念から「良質なコンテンツ提供を施策することで検索順位を上げる」という概念へ切り替えることが大事です。

上記の内容を踏まえた上で、「良質なコンテンツ」というものを深掘りしていきましょう。

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情報を提供するために

「有益な情報」について、それぞれの価値観があるかと思いますが、WEB観点で見ると次のようなことが挙げられます。

  • 情報が新しくて信憑性が高い
  • 多くの情報によって疑問点を解消してくれる など

そのような情報を提供するために、次のような施策を提案いたします。

サイトの更新頻度を高めよう

サイトの更新頻度を高めることで、ユーザーにとって有益な情報を発信することができます。

例えば、
企業のサイトであれば、事業取り組みや社内の出来事を随時発信することで、お客様や新入社員に対しても安心感を与えたり興味を持ってもらうキッカケを作ることができます。
また、不動産や求人系のサイトであれば、新しい情報が頻繁に更新されていると、リピーターを確保しやすくなります。

そのためには、コンテンツを更新できるようなサイト構築が必要になってきますので、是非CMS(コンテンツマネージメントシステム)でサイト管理するのも1つの方法になります。

サイトの状況を把握しよう

次にコンテンツを更新するにしても、そもそもユーザーは何を求めているの?という疑問があるかと思います。

そこで、導入を検討していただきたいツールが、言わずも知れた「Google Analytics」です。
検索順位を評価しているGoogleが、無料でサイト解析ツールを公開しています。

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ここから取集できる項目として、
サイトにはどれぐらいアクセスがあるのか?
ユーザーが気になっているコンテンツは何なのか?
どんな検索キーワードでサイトを調べているのか? など
様々な指標からサイトを分析することができます。

サイトの定量分析をすることで、
課題を見つけ出し、新しいコンテンツや既存コンテンツに活かしていくPDCAサイクルを回すことで、ユーザーに有益な情報を提供することができます。

使いやすいサイト構造を目指して

ユーザーにとって使いやすいデザインやページを整理して、
欲しい情報へ辿り着かせるサイト構造もWEB制作では大事になっていますが、表示順位について語る上で必須事項になってくるのが次になります。

スマホでも見やすいサイトを心掛けよう

近年、スマホが進化していく中で、スマホからのサイトアクセス数がPCを上回っている状況にあります。
それに伴い、2016年11月にGoogleより「モバイルファーストインデックス」の発表がありました。

モバイルファーストインデックスとは、
今までサイト検索順位の評価はPC向けページを主軸に評価されていたものを、モバイル向けページを主軸に評価するという考えに変更するというものです。

つまり、モバイル向けページがないサイトは、検索順位で上位に組み込むことが難しいということになります。

現在、Googleは検索アルゴリズムの変更を実験しており、2017年度中に実施されると噂されております。

まだ実施されていない今のうちに対策することをオススメします。
是非、ウェブサイトをモバイル対応させましょう。

不安やストレスを与えないサイトのために

最後に、ユーザーへ不安やストレスを与えないために、下記のような取り組みで軽減することができます。

通信のセキュリティーを強化しよう

端的に言うと、「SSLを導入しましょう」ということです。
そもそもSSLとは何なのか?という人のために、簡単に説明いたします。

1、サイトからのデータ送信を暗号化してくれる
→問い合わせフォームや会員情報などの個人情報を暗号化しデータを送信してくれる
2、サイトの運営元を保証する
→SSLを導入するために、運営元の情報を登録しなければならないためユーザーは確認することができます。

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なぜSSLを導入しなければならないのか?
それは、サイトの安全度をユーザーに伝えることができるという点と、
2014年初旬にGoogleが検索順位の判断基準として公表している点の2つになります。
ちなみに日本での利用率が高いYahoo!もGoogleの評価基準に従って評価しているので、同様に対策することができます。

これを機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

ページの表示速度を速くしよう

ユーザーがウェブサイトで、特にストレスを感じることがある箇所が、ページの表示速度になります。

実際にページ速度が2秒遅くなるだけで、サイトの直帰率が高くなる傾向にあると言われています。

ページ速度を確認するツールとして、Googleが無料で提供している「Mobile Website Speed Testing Tool」というのがあるので、そちらで実際にサイトがどれぐらいの評価を受けているのか体験してみてはいかがでしょうか?

まとめ

サイトの検索順位を上位に表示させるためには、他にも様々な方法がございます。
ただ、情報を取り込み、実行していくことが大事なことですので、最初に言いました「良質なコンテンツ提供を施策することで検索順位を上げる」の概念を元に良質なコンテンツを作り、ユーザーにとってウェブサイトが価値ある存在になることを目指しましょう!

今回の情報が、お役に立てれば幸いです。


ジョージ
ジョージ
1991年生まれ。中央大学理工学部を中退し、その後オーストラリアで1年間の海外生活を経験。趣味でやっていたコーディングからWEB業界に興味を持ち、2014年にHUVRIDへ入社。現在は、WEBディレクターで企画設計と進行管理を担当。お酒とゴルフと麻雀が好きで、プロダクトを手がける夢を叶えるため日々奮闘中。