試験的に始めたGoogle Analyticsセミナー基礎編。
参加頂いた方には満足頂けているようでとても嬉しいです!
ただ、3回実施して思うところが色々あるのですが
Google Analytics必須の初期設定がなされていないこれが多いです。
初期設定がされていないので「大事なところが見えない」状態になってます。
絶対やるべき初期設定はこちら。
- 関係者のアクセスを除外する
- ユーザー属性を取得する
- サイトのゴールを決める
それではいってみましょう!
1.関係者のアクセスを除外
自社や取引先のアクセスがカウントされてしまうと
実際のユーザーのニーズや課題が掴みづらくなります。
なので「IPアドレス」を登録して除外しちゃいましょう!
まずはGoogle Analyticsにログインします。
ログインできたら、設定を行うサイトの管理画面へ移動して
「フィルタの設定」から行うことが出来ます。
次に画像に記載されている数字の順番に項目を決定、入力をしていきます。
◯フィルタ名
別の担当の人が引き継いでも分かりやすいものにすると良いでしょう。
(後で変更もできます)
◯IPアドレスがわからない場合
「あなたの情報確認くん」で調べます。
で、「保存」ボタンをクリックして設定終了!
と、ここが大事です。
Google Analyticsに限ったことではないですが、実際に機能しているか調べるのが鉄則です。
あとでデータをみようしたときに、設定したつもりが実は出来ていなかった…なんて事もありえますからね!
これでIP除外しているIPアドレスからサイトにアクセスして「アクティブなページ」に表示されなければ、正常に稼働しています。
※ユーザーがなかなかアクセスしないようなPV数の少ないページにアクセスして確かめてくださいね!
これで完了です!
2.ユーザー属性を取得する
Google Analyticsにはどんなユーザーが訪問したのかがわかる機能があります。
例えば、こんなものがわかります。
- 性別
- 年齢
- 地域
- 使った端末(スマホorPCなど)
ただし、性別と年齢は初期の状態では表示されないので設定が必要です。安心してください。すぐ終わりますよ!
管理画面を開きます。
「レポートでユーザー指標を有効にする」をオンにして、保存すれば終わりです。
※設定する以前のデータは取得できないので要注意
3.サイトのゴールを決める
セミナーでも「え?なにそれ?」と思う方が思っていた以上に多かったです。
超大事です!
何故かというとGoogle Analyticsにはサイトの結果、つまり
お問い合わせ件数や予約件数、ECサイトであれば売上をカウントできる機能があります。
そして何が結果に結びついていて、何がそうでないのかを傾向として知ることが出来ます。なので設定してない人は設定してくださいね!
サイトの目的(ゴール)に合わせてGoogle Analyticsで設定します。
管理画面を開いて、「目標」から行えます。
「テンプレート」か「カスタム」を選択しますが、
「カスタム」で進めていきましょう。
お問い合わせ(予約or購入)フォームでは通常
入力画面→確認画面→完了画面
の3ステップとなっています。
この最後の完了画面が表示されたらカウントする、という形にします。
なので、完了画面(通称サンクスページとも呼びます)を指定してあげましょう!
また⑧にあるように、完了画面の前のページ「確認画面」を設定しましょう。
そうすることで、目標までの間のどこでユーザーが離脱しているか、の測定が容易になります。
保存すれば完了です!
設定で気をつけること
・実際に機能しているかフォームから問い合わせ(予約or購入)してみる
・データの反映は24時間後に生成される
理解できましたか?
Google Analyticsは設定する以前のデータは取得・表示出来ないのでしばらく経ってから閲覧してみてくださいね〜